HOME > 議会報告 > 一般質問 > 6月議会報告 日本共産党戸田市議団「市民の声を議会へ」一般質問おこなう

6月議会報告 日本共産党戸田市議団「市民の声を議会へ」一般質問おこなう

 6月9、10、11、12日の日程で行われた6月議会の一般質問。日本共産党戸田市議団は4人全員が一般質問を行いました。今回は、花井、むとう市議の一般質問の大要を掲載します。(後日、本田、つちや市議の一般質問を掲載します)

花井伸子市議の一般質問

花井市議「コロナ対策支援の周知を徹底し、速やかで丁寧な対応を」

答弁「迅速かつ適切に事務を進める」

 

●特別定額給付金

【花井】市からの給付金申請用紙の発送が大幅に遅れた。遅れが生じているのは政府の責任が大きいが、特別定額給付金は、速やかに全ての市民に給付を。
【答弁】少しでも早く届くよう、迅速かつ適切に事務を進める。

●戸田市小規模事業者等臨時給付金

【花井】戸田市小規模事業者等臨時給付金の周知を強化し、申請期間の延長と総予算の増額、NPOも対象にすべき。川口・蕨市同様に税の完納要件を外すべき。
【答弁】より広く情報が行きわたるよう調整し、期間の延長は今後の推移をみる。想定以上の見込みがあれば予算の増額、NPO対象も検討する。原資は税金であることから税の完納は必要な要件である。

●国民健康保険税の申請減免

【花井】コロナウイルスの影響で収入が前年比3割以上の減少が見込まれる国保世帯は保険料が減免されることとなった(介護保険料、後期高齢者医療保険料も同様)。申請が必要とであることから、周知を徹底し申請漏れがないようすべき。
【答弁】令和2年度2月1日以降の納期分から適応する。納税通知書と一緒に周知をする。申請はホームページからダウンロードして郵送も受け付ける。

●納税の猶予

【花井】コロナの影響で売上げの急減により納付資力著しく低下している納税者等に対して、1年間の納税を猶予、及び換価の猶予が認められる事になった。2か月ごとの申請を必要とすることから周知を徹底と、滞納者の分納計画の見直しにも同様に丁寧に対応するべきでは。
【答弁】徴収猶予の特例制度を案内し対応している。滞納者の分納見直しにも丁寧に対応する。

●住居確保給付金

【花井】住居確保給付金制度にコロナ対応が追加され、対象の年齢制限の撤廃、学生やフリーター、事業者等へも拡大され、収入が激減した経済的困窮者へ家賃の3か月が支給されるようになったが、周知の徹底と体制の強化を。また、生活支援課、福祉総合相談窓口は安心してゆったりと相談できるようローカウンターにするなど改善を。
【答弁】丁寧に説明し、早急に支給できるよう体制に万全を期す。相談窓口は構造的な課題もあるができるところから改善する。

 

むとう葉子市議の一般質問

むとう市議「建物解体作業における市民の生活空間を守る支援を」

【むとう】田辺三菱製薬跡地の解体工事が決まり、市民から説明が不十分であり拙速すぎるとの声があった。①市は計画を把握しているか②騒音、粉塵、アスベスト対策は③通学路の安全対策は。
【答弁】①特定建設作業の届出が提出されているため計画は把握している②基準を超える騒音や振動があれば必要な措置を、また粉塵は適切な対策を講じるよう申し入れる。アスベスト対策は、必要に応じて県が対応する③事前に協議を行いながら、児童生徒の安全対策を話し合っている。戸田第二小学校の6月に発行する学校だよりで周知し、喜沢中学校と戸田中学校への注意喚起も行う。

学校給食で子どもの成長を補償すべき

【むとう】3月4日からの突然の休業要請を受けて学校給食取引業者を守る取組みと児童生徒への食育推進について①3月分キャンセルした材料費は国庫補助金の申請を。また4月、5月分の違約金は地方創生臨時交付金での対応を②新型コロナ感染拡大の第2波、第3波では、小中学生にお弁当の配布をしてはどうか。
【答弁】①3月分は、業者と協議して申請を行う。4月以降は、総務部と協議の上、検討する②例外的に持ち帰りができることから、対応を判断する。

DV被害者を守るための支援を

【むとう】新型コロナ感染対策での自粛生活で、弱い相手への暴力のリスクが高まっている。①相談窓口の周知とその工夫は②児童虐待との一体的な取り組みは③配偶者暴力相談支援センターの設置に向けての進捗状況は④緊急一時保護として、宿泊費補助を行うべき。
【答弁】①市の広報やHP、ポスターやチラシでの周知のほか、新型コロナ対策の一環として開設されたメール、SNS及び24時間受付可能な電話相談など市民が広く活用できる「DV相談+(プラス)」を市のHPに掲載②児童虐待のリスクを念頭におき、関係部署がしっかりと連携・協力している③④近隣市の設置状況や運営体制などの調査を行い、関係課と協議していく。緊急一時保護は相談体制の充実を図っていくうえで研究していく。

※「災害時における避難対策について」は、40分間と限られた質問時間内で質問が出来ませんでした。