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9月議会の質疑

本田哲市議

小中学校におけるGIGAスクール構想について

【本田】国庫補助金を活用しパソコンは何台購入するのか。

【答弁】公立学校情報機器整備費補助金を活用し、全児童生徒数の2/3にあたる7680台を整備する。これにより、児童生徒のほぼ1人に1台のタブレット端末が行き渡ることになる。

【本田】戸田市におけるGIGAスクール構想の考え方は。

【答弁】まず、1人1台端末を活用した、ICTのマストアイテム化を一層推進する。本市は、これまでも全国に先駆けたICT教育を推進し、既に多くの実践知を蓄積している。それらをさらに発展させ、ICTを文具として使いこなし、予測不可能な時代を生き抜く児童生徒の育成を目指す。また、そうしたICTの日常利用を通して得たデータをもとに、一人一人の児童生徒の学習状況に応じた個別最適化された学びも一層推進する。

【本田】新たな保護者負担は発生するのか。

【答弁】利用に関して保護者負担は想定していない

 「日常生活支援住居施設」の入所者の管理について

【本田】生活保護法の改正による管理システムの改修と「日常生活支援住居施設」の入所者の管理とはどのような業務か。

【答弁】生活保護法の改正により、令和2年10月から、無料低額宿泊所のうち、支援員を配置して入所者への支援を実施する施設が「日常生活支援住居施設」として位置づけられた。「日常生活支援住居施設」では、服薬など含めた健康管理や金銭管理が難しいなどの課題がある方に対し、支援員が本人に寄り添いながら、状況に応じた相談支援を行うもの。「日常生活支援住居施設」の入所者を既存のシステムに登録して管理するため改修が必要となった。

【本田】市内に3ヵ所ある無料低額宿泊所は、10月から「日常生活支援住居施設」となるのか。

【答弁】部屋の面積や支援員の配置など国が定めた基準を満たし、県へ届出をした施設が「日常生活支住居施設」として位置付けられる。市内3ヵ所の無料低額宿泊所は、2施設は部屋の面積等の基準が満たされていないこと、1施設については、当分の間、人員を配置する予定、県への届出を行っていないことから、10月から実施する施設はない。

 

 

 

つちやえみこ市議

 病児保育送迎システムモデル事業について

【つちや】モデル事業の期間と内容は。

【答弁】県内2市で行う県のモデル事業で実施は令和4年度までの3年間。市内認可保育施設に入所している児童が保育中に体調不良となり、保護者が仕事の状況等で、すぐに迎えに行けない場合、病児保育施設の看護師等がタクシーなどを使い、医療機関を受信し保護者が迎えに来るまで保育を行う。利用希望者は事前に登録が必要。

【つちや】保護者の費用負担は。

【答弁】送迎システムに係る費用負担はない。医療機関の受診費用と、病児保育室利用料1日2000円のみ負担。

【つちや】実施する病児・病後児保育室は。

【答弁】医療機関に併設されている「戸田中央総合病院病児保育室ひまわり」を予定。

【つちや】3年間のモデル事業期間終了後、市として事業を継続するのか。

【答弁】市と事業者、県の関係者による検討会議の中で検証していく。

  感染症対策事業・委託業務3件について

【つちや】委託業務3件の内容は。

【答弁】①「新しい生活様式導入ガイド」を作成、全戸配布する②市民向けオンラインセミナーの開催③オンライン方式での出前講座実施に向けインターネット環境を整備。

【つちや】オンラインセミナーの周知方法は。

【答弁】ホームページ、SNS、広報紙、チラシ配布等で周知する。

【つちや】高齢者や、見られる機器のない方への対応は。

【答弁】各公共施設に配置した市民向けインターネット端末の利用を検討。

 

 

むとう葉子市議

 小中学校に配置するスクールサポートスタッフについて

【むとう】具体的な業務内容は。また予定している雇用の人数と開始する時期は。

【答弁】緊急事態宣言の解除を受け、学校再開に伴い、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応として教師が抱える業務、例えば健康観察のとりまとめ、緊急時に保護者への連絡業務、環境整備などを予定している。各小中学校1人の計18名で、雇用開始時期は令和2年、10月1日としている。

【むとう】勤務要件、想定している人物像と募集方法は。

【答弁】勤務時間は週5日、一日4時間以内、時給980円、交通費については規定に基づき支給する。学校教育について一定の理解があり、教師志望の学生を始めとする大学生、地域の方々など幅広い人材を市のホームページで募集する。

 小中学校にサーモグラフィカメラを設置について

【むとう】購入台数は。また、どのように活用する予定か。

【答弁】学校保健特別対策事業補助金を活用し、市内小中学校18校に各1台整備を予定。カメラの前3m以内に入ると体表面の温度を自動計測し、表示することができ、一定の温度を超えた場合にはアラームが鳴り、本人また周囲に知らせる。来客者の来校時での利用とともに、避難所が開設された場合にも活用できると考えている。