「水害から市民をまもるため、三領排水機場・笹目川排水機場の排水能力の増強を求める要望」署名を市民とともに日本共産党市議団が提出

昨年10月12日から13日未明にかけて東日本を横断した台風19号は、各地で被害を及ぼしました。戸田市でも市内河川などの水が溢れ、床下、床上浸水被害が各地域で起き、党市議団にも市民から様々な要望が寄せられました。

戸田市に降った雨水は、下水道を通じて菖蒲川か笹目川に流れます。荒川の水位が低い時は自然流下で荒川に流れますが、荒川上流で大量の雨が降り、荒川の水位が高くなった場合は荒川の水が市内河川に逆流しないように菖蒲川の三領水門と笹目川の笹目水門を閉め、菖蒲川と笹目川の水をポンプで荒川に排水しています。現在、三領排水機場の排水力は毎秒35トン、笹目川排水機場は毎秒30トンのため十分排水することができず、菖蒲川やさくら川、ボートコースが溢れる結果となったことから、排水能力の増強を求める署名を集めてきました。今年は2月から新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため署名活動が中断していましたが、11月25日、日本共産党市議団と署名を集めた市民代表が、道路河川課に要望署名(429筆)を提出しました。

市民の代表からは、「約50年前の災害時に比べ、浸水被害は良くなっているが、地球温暖化による台風災害、豪雨災害が深刻化しています。是非、排水能力を上げて頂きたい」「川岸地区では腰まで水が来たこともあります。ポンプアップ能力の強化を是非とも県に伝えて頂きたい」と、切実な声が届けられました。

日本共産党戸田市議団としても、引き続き、台風や豪雨対策に力を入れていきます。