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令和2年度戸田市一般会計補正予算 日本共産党戸田市議団が反対討論

花井伸子市議

「基金優先の財政運営を見直し、コロナ災害から市民生活と営業をも守るために使うべき」

この補正予算では令和元年度末に余った15億円を、新たに令和2年度に繰越し、繰越金は34億円となりました。この繰越金のほとんどを各種基金に積み増しました。(令和2年度末基金高・下7桁は省略)。

◆公共施設整備基金に5億円(57億4000万円)

◆都市開発基金に3億円(13億2000万円)

◆防災減災基金に2億円(9億2000万円)

◆財政調整基金に22億円(57億6000万円 )

◆合計32億円です(4つの基金残高は137億4000万円)

 令和2年度はコロナ禍で市民の生活と営業が窮地追い込まれました。市は今後の災害のため、老朽化した公共施設の建て替え等のため基金を蓄えておくことが必要と言いますが、災害のためというのならば今こそ基金を取り崩してコロナ対策当てることこそ当然であって、このコロナ禍において、公共施設の建て替え計画の見直しや先送りなどを検討して市財政運営のあり方を見直すべきです。基金の確保が優先されるのはおかしなものです。「基金優先の財政運営を見直し、コロナ災害から市民生活と営業をも守るために使うべき」と述べ、貯めこみの補正予算に反対しました。