日本共産党戸田市議会議員団

ＧＩＧＡスクール構想による健康被害対策と情報モラル教育の充実を

【むとう】学校教育において一人一台のパソコンが与えられ、自宅でもオンライン授業を受けることが可能となった。教育の機会を確保する一方で、無線で情報をやり取りすることで、電波による被爆量が増えることや視力の低下等の健康被害が懸念されるが対策は。また、インターネットで得られた情報についてのモラル教育が必要と考えるが、市の取り組みは。

【答弁】文部科学省のガイドブックでは健康面での影響は生じないとされている。保護者や生徒から相談があった場合は適切に対応する。また情報モラル教育については、発達段階を考慮しながら道徳や家庭科の時間で行っている。ＩＣＴの光と影を理解し、情報の良き使い手となるよう家庭と連携しながらモラル教育の充実に努める。

 

障がい福祉サービスの拡大を

【むとう】①埼玉県社会保障推進協議会が実施している自治体キャラバンで、精神障害者手帳を持つ方にも福祉タクシー券を発行して欲しいとの要望があったが、試算し市は応えるべきではないか。②昨年からの新型コロナ感染拡大を受け、保育園や学童、高齢者施設事業と同様に障害福祉サービス提供事業所における課題も出されている。市はどのように課題を把握しているのか。

【答弁】①精神障害者手帳１級に方に配布した場合の予算は約２００万円である。タクシー券の交付対象者は他市を参考に研究していく。②サービス提供事業者から相談支援事業所に相談や報告された内容について２ケ月に1回開催されている戸田市地域自立支援協議会で共有している。

【むとう】①外出の機会を増やすことによる気分転換や通院の負担軽減になることから、どのような障がいがあってもタクシー券が発行されるよう要望する。②サービス提供事業者からの声を直接、聞けるような仕組みづくりを要望する。

 

夕焼けチャイムの時間変更を

【むとう】戸田市の夕焼けチャイムは、１０月から３月１４日まで４時３０分に鳴る。小学生の保護者より、１０月はまだ明るいためもう少し遅い時間に鳴らして欲しいとの声があるが、市の考えは。

【答弁】平成２１年にＰＴＡ連合会からの要望を受けて、現在のチャイムの時間となった。様々な意見はあると思うが、外で遊ぶ子ども達が、日没前に帰宅するための目安になっていると考える。

【むとう】１０年以上経ち、人口は増加したので、市民意識調査等で意見を聞いて欲しい。

【答弁】関係機関の要望を確認しながら、見直しの是非も含めて検討する。