本田哲議員の9月議会一般質問(2021年度)
市は「白田の湯」存続の判断をすべきであった
【本田】「『白田の湯』の廃止(案)」のパブリックコメント結果は、17件中16件が存続を求める意見であった。「白田の湯」は存続させるべきではないか。
【答弁】検討委員会での検討、市民意識調査の結果、パブリックコメントの意見を踏まえ、施設廃止の判断をした。
【本田】パブリックコメントには、「低料金で心身の疲れを癒やせ、家族のコミュニケーションづくりに利用できる場所なので必要」など、存続を求める意見がぎっしりと書き込まれている。また、昨年8月に「白田の湯」存続を求める2380筆の署名が市長に出されており、市は、「白田の湯」存続の判断をすべきであったと考える。また、市民の意見が、市の施策にしっかりと反映させられるパブリックコメント制度となるよう改善を求める。
保養事業の継続を
【本田】白田の湯に関する市民意識調査で、市民は民間施設を利用しての保養事業継続を望んでいることが解った。保養事業を継続すべき。
【答弁】同調査で、保養所の利用は健康増進に有効と考える市民が約2割であったことから、今後、市として保養事業は行わないとした。
【本田】同調査では、市が保養事業を実施するかしないかの回答率は拮抗している。改めて、保養事業について協議する場を設け検討することを要望する。
高齢者に対しエアコンの購入費助成を
【本田】高齢者などの熱中症対策として、経済的な理由でエアコン購入や買換えが出来ない市民に、エアコンの購入費助成をする必要があると考える。市の考えは。
【答弁】高齢者施策の優先順位や財源の確保を考えると難しい。
【本田】気候変動対策として、購入費助成を行っている自治体もある。環境経済部で、予算化できないか。
【答弁】熱中症対策としての助成は考えていない。しかし、「省エネ家電」の購入や買換えは「地球温暖化対策」につながるので、国や他自治体の動向を注視していく。
【本田】全庁あげて、エアコン購入費助成の検討をすることを要望する。