戸田市議会 3月議会でのコロナ対策

 戸田市議会は、2月13日まで埼玉県に「まん延防止措置」が出されていることを踏まえ、1月26日に開かれた議会運営委員会で、2月2日(水)から開会する3月議会でのコロナ対策について協議を行いました。

 戸田市議会は、昨年の夏、埼玉県による「緊急事態宣言」発出時、9月議会での感染対策として、議員の一般質問持ち時間「40分」を1010短縮すること等が実施されました。日本共産党戸田市議団は、当時、「質問時間の10分短縮は、議会の権能と役割を自ら放棄することになる。質問時間を短縮するのではなく、さらなる感染対策を講じるべき」と主張し、議場内の机上にアクリル板を設置すること等を求め質問時間の短縮に反対しました。

 その後、議場内の机上にアクリル板が設置されたことを踏まえ、「議員も市職員も議場内では常にマスクを着用しており、マスクを外して話をすることはない。そのような状況で、一般質問の時間を短縮することが感染対策になるとは考えにくい」と述べ、感染対策として3月議会で再び一般質問時間を「10分」短縮することに改めて反対しました。

 しかし、1月26日現在、オミクロン株の感染が市内でも急速に広がっている現状から、以下、3月議会における感染対策を実施することとなりました。

 最後に、今後の対応として「まん延防止措置」の解除や、感染者数が減少する状況があれば、議会運営委員会を開き改めて議会運営について協議することを全会派で確認しました。

【3月議会での主な感染防止策】

①不織布マスクの着用

②議場や委員会室入室時の検温と消毒の徹底

③議場や委員会室の1時間ごとの換気

④一般質問時間「10分」短縮

⑤傍聴者数を議場27人、委員会2人と50%以下にする