戸田市「保育士等処遇改善臨時特例事業」の補正予算 追加上程 戸田市議会21日議決
国のケア労働者の賃上げをおこなう補正予算が、昨年12月20日に成立しました。
実施は本年2月からです。年末、年始を挟んで、地方自治体は各事業者へ事業内容の周知を行い、公務員、民間事業者合わせた「賃金改善計画書」を作成し、県を通じて所管省庁へ提出。県への提出期限が2月14日となっており急な対応を迫られていました。
2月21日、議会に先議案件として補正予算の追加上程が行われ、花井伸子市議が質疑、委員会に付託され審議、そして本会議で議決しました。
質疑では以下のことが明らかになりました。
①賃上げとなった事業対象施設と従事者は
保育施設:公立及び民間の認可保育園、小規模事業所等、新制度に移行した幼稚園、合計58施設に従事する職員約1000人。
学童保育:公立の学童保育室24室、民間施設25室、合計49施設で職員数は約350人。
ただし、公立保育施設及び学童保育施設においては会計年度任用職員のみとなります。
②事業の周知について
対象施設には1月上旬に国の実施要項を示し通知。また、内閣府が設置した事業者向けのコールセンターを周知しました。