【健康福祉常任委員会報告】 健康福祉部とこども健やか部に2つの要望書を提出

1月26日、戸田市健康福祉常任委員会は、年間活動テーマである「ウィズコロナ・ポストコロナ対策についての調査・要望~コロナ禍における社会的孤立・分断について~」と民間保育所や高齢者施設、障害者施設との懇談を通して、見えてきた課題を取りまとめ「コロナ禍における各施設に対する支援を求める要望書」を作り、健康福祉部長とこども健やか部長に手渡しました。内容は以下の通りです。

「ウィズコロナ・ポストコロナ対策についての調査・要望~コロナ禍における社会的孤立・分断について~」

乳幼児から小中学生、大学生の現状、働き盛り世代の現状、高齢者の現状を調べ、長期にわたる引きこもり生活の影響を踏まえ、必要なPCR検査の拡充、感染対策の強化等を行うことでイベント実施が可能となること等についてまとめました。

「コロナ禍における各施設に対する支援を求める要望書」

感染リスクが常に高い状況にある保育所や介護施設、障害者施設においては従事者、園児、利用者等からいつ感染者が出てもおかしくなく、健康を維持することが困難な状況にあることや各施設の感染対策等の業務負担が大幅に増大していることから安心・安全な生活、不安の解消、また事業所の経営危機を打開するために4つの事項を求めました。

1.人材不足が深刻化していることから、人材育成、業務負担の軽減および処遇改善、特に報酬の引き上げへの対応策を講ずること。

2.国に対し、施設への給付の基礎となる公定価格の見直しを引き続き強く要望すること。

3.地域活動の再開に向けて、新型コロナウイルス感染症対策の指導や消毒液等の物品購入に対する補助を検討すること。

4,介護・障害福祉・保育等の事業所同士で情報の共有ができるようリモート会議を実施するための環境整備の支援を検討すること。

健康福祉常任委員会委員 むとう葉子