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2022年3月議会 むとう葉子市議の一般質問

川岸2丁目に建設予定の物流施設について

【むとう】川岸2丁目に建設予定の物流施設は、通学路に面しており交通事故の危険性が危惧されてきた。「戸田市中高層建築物等の建設に係る紛争の防止と調整に関する条例」に基づく協議を重ね、新たに示された設計(案)に不満の声が寄せられている。①東部センター通りに集約された出入口の交通安全対策は。②雨水貯留施設は、どのようか。③火災が起きた際の初期消火となるスプリンクラーの設置を。消防設備と消防活動はどのようか。

【答弁】①車両が交錯せず、安全かつ円滑な交通に支障を及ぼさない場所となっている。②「戸田市宅地開発事業等指導条例」に基づき指導しており、雨水貯留施設への流入経路や排水ポンプの使用、稼働水位および下水道管への流出経路において各課協議で確認している。③スプリンクラー設置は初期消火に有効なこと、火災が拡大した場合でも消防活動を支援する設備として大変有効なことから設置の指導をしてきた。しかし、法的には設置義務は発生しない建物となり、防火区画内での初期消火が有効に実施できるよう防火シャッターの電気配線を耐熱被覆することや防火シャッターの下に物が置かれていないかの確認を定期的に行っていく。

【むとう】朝の交通量調査を行った際、東部センター通りは現在でも安全ではないことがわかった。出入口には常時、2名の誘導員配置を。また物流施設の出入口で通行者を優先することで、大渋滞が起き、追い越していく車両が予想されることから中央分離帯にポストコーンの設置とバース予約システム(トラックが入場する時間が重ならないようにするためのシステム)の徹底を行い、通勤時間帯の出入口使用を控えるよう働きかけることを要望する。

福祉総合相談窓口の拡充を

【むとう】複合的な問題で困っている方の相談窓口として福祉総合相談窓口が設置されてから2年が経つ。新型コロナ感染で生活に困窮している方が多いと感じるが、支援内容は。また周知の徹底と相談窓口の改善、相談員を増やすべきではないか。

【答弁】適切な窓口に繋ぐほか、必要に応じて同行している。周知は、ホームページや「広報とだ」への掲載、コンビニ等にポスターを掲示、民生委員・児童委員への周知を行う。相談窓口は出来る限り改善する。相談員の増員は、現在、対応できているため考えていないが、今後も問題の早期解決、また相談員の負担が集中しないよう留意する。

事実婚を含めた本市独自のパートナーシップ制度の実現を

【むとう】同性カップルのみならず、選択的夫婦別姓を望む事実婚のカップルを含む本市独自のパートナーシップ制度の実現を。

【答弁】パートナーシップ制度に夫婦別姓を希望している事実婚も対象とするかどうか、また証明書等、近隣市の動向や導入自治体の実施状況を今後も調査していく。