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3月議会終わる 日本共産党戸田市議団 3議案に反対

3月11日、令和4年度3月戸田市議会定例会が閉会しました。日本共産党戸田市議団は、令和3年度戸田市一般会計補正予算、令和4年度戸田市一般会計予算、令和4年度戸田市国民健康保険特別会計予算の3議案に反対をしました。

 令和4年度戸田市国民健康保険特別会計予算に対し、日本共産党戸田市議団を代表し本田哲市議が反対討論をおこないました。討論内容は以下のとおりです。

「昨年の12月議会で、国民健康保険税の均等割値上げの条例改正(案)が可決されたことにより、被保険者約2万5000人の均等割を5900円値上げした約1億3000万円の歳入の増額を見込んだ予算が令和4年度戸田市国民健康保険特別会計予算に計上されている。日本共産党戸田市議団は、国が一般会計からの繰り入れを「赤字」と表現し、繰り入れの解消を進めようとしていることに対し、一般会計からの繰り入れは「赤字」ではなく、戸田市が保険者として払うべき支出であること、コロナ禍で市民生活が苦しさを増している時だからこそ一般会計からの繰り入れを堅持することを訴え、国保税の均等割値上げの条例改正(案)に反対した。国保税の値上げを知った市民から党市議団に『コロナで生活が苦しい時に、なぜ値上げなのか』『高い国保税は引き下げてほしい』との声が寄せられている。国保税の均等割値上げによる歳入の増額を見込んだ、令和4年度戸田市国民健康保険特別会計予算(案)に反対する」。

 賛成討論をおこなった宮内そうこ市議の討論内容は以下のとおりです。

「本改正は、埼玉県の国保運営方針において国民健康保険を今後も持続可能な制度とすることを目的とした、赤字解消や給付負担の平等の方針に基づくものであり、激変緩和措置もとられており、被保険者、とりわけ低所得者や子育て家庭の負担感にも一定の配慮がなされているなど、やむを得ないものであると考える」。