日本共産党戸田市議団 林冬彦議員に辞職勧告決議

 林冬彦議員による一般市民に対する書き込みが、名誉棄損に当たるとして、罰金30万円の有罪判決が8月に確定しました。日本共産党戸田市議団は、9月8日、今回の判決決定を含め、以下の理由をもって林議員に対する辞職勧告決議を提出しました。

①裁判長が「市議の立場でありながら、交流サイト(SNS)の影響力の大きさや危うさに無自覚なまま、言論の自由が保障される意味をはき違えた。公判でも正当性を主張するばかりで、反省の態度が見受けられない。」と述べ、求刑通りの罰金30万円の判決が言い渡され、林冬彦議員が控訴を断念したことから、刑事事件の有罪判決が確定したこと。

②議員として選挙における公平性を一番に遵守しなくてはならない立場にあるにも関わらず、有権者に対し不正確な情報を流布したことは、選挙における公平性を著しく損なわせた行為であると言わざるを得ないこと。

③本市議会の総意で定めた戸田市議会議員信条を遵守せず、自ら率先して報告や説明等を行うという責任を怠ったこと。

④インターネット上における誹謗中傷の書き込みが大きな社会問題となっているなか、林冬彦議員によるブログへの書き込みが、市民を中傷したとして名誉棄損(人権侵害)にあたるとの判決を本市議会も重く受け止め、改めて、本市議会として人権侵害を許さないとの立場を明確にするためにも、林冬彦議員に対し、辞職を求めることが必要と考えること。

 このほか、戸田の会から辞職勧告決議、公明党とみらいの会との連名で問責決議が出されており、22日の議会最終日、採決が行われる予定です。