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3月議会 日本共産党戸田市議団一般質問おこなう

2023年3月議会の一般質問が3月14、15、16,17日の4日間で行われ、日本共産党戸田市議団は、むとう葉子市議と花井伸子市議が一般質問を行いました。各市議の質問の大要は以下の通りです(質問通告順に掲載)。

子供の居場所事業の充実を

【むとう】市民ボランティアが子どもの居場所に関する事業を立ち上げ、地域コニュニティの役割も果たしている。子どもの居場所事業を継続するための補助金制度をつくるべき。また固定した子どもの居場所を準備してはどうか。

【答弁】子どもの居場所に関するネットワークを作り、課題を共有するとともに、参加したいボランティアのマッチングを行います。また、補助金制度は社会福祉協議会等があることから、既存の補助金を周知する。

【むとう】既存の補助金は申請に手間が掛かりすぎる。子どもの居場所に対応できる市の補助金制度や市が小学校区に一軒家を借り上げて、子どもの居場所を作ることを要望する。

市独自のフードバンク設置を

【むとう】ひとり親家庭、児童扶養手当を受給されている世帯、障がい者を支えている世帯等、生活に困窮する世帯への支援として、フードパントリーのニーズが広がっている。市独自でフードバンク設置をしてはどうか。

【答弁】埼玉県のNPO法人が行うフードパントリーがあり、そちらの利用を勧めている。市でフードバンクを行う予定はない。

【むとう】市では、社会福祉協議会や自立相談支援センターでフードパントリーを行う他、環境課ではフードドライブ(家庭内の余った食料を受け取り、民間企業を介して市内の施設や子ども食堂に配布)を行っている。市民ボランティアと連携してフードバンクを立ち上げるために協議する場を設けてはどうか。

【答弁】フードバンクを立ち上げたいという相談があれば、社会福祉協議会とともに支援する。

コロナ感染による自宅療養者への支援物資継続を

【むとう】コロナ感染による自宅療養で、必要な食料や物品が手に入らず困っていたとの声がある。今後も支援物資を継続すべきではないか。

【答弁】埼玉県が行う食料等の支援物資が届くまでの間の支援として、戸田市が食料等の配布を行ってきた。昨年10月に埼玉県の支援が終了し、その後も継続してきたが、3月31日までの支援と考えている。

喜沢中学校のブロック塀の修繕を

【むとう】オリンピック通り沿いに面した喜沢中学校のブロック塀が、学校内の植栽に押されて斜めになっている。震災時にブロック塀が倒れる危険があるため、約3年前から修繕を求めているが、市の計画は。

【答弁】ブロック塀が傾いている箇所においては、今年度中に修繕します。オリンピック通り沿いを一体的に修繕することについても、検討する。

 

子どもの権利条例の制定を

【花井】本年4月にこども家庭庁がスタートする。子どもの権利を保障し、誰一人取り残さず、社会全体で後押しをする」としているが、①その体制づくり②共通の基盤づくりとして「子どもの権利条例」の制定を。

【答弁】5つの関係部局が連携した「子ども応援プロジェクト」で取り組む。令和5年度に「地域で子育て支援を推進する条例」を制定する予定。

笹目川左岸遊歩道にベンチの設置を

【花井】笹目川に架かる境橋から芦原橋の区間にベンチが無く、設置を求める要望がでている。設置の考えは。

【答弁】現在設置されていない区間については設置に向けて検討する。

文化会館前バス停からの点字ブロックの改善を

【花井】文化会館バス停前の点字ブロックから教育センター交差点へ誘導する点字ブロックの設置が求められている。重点地区に指定されている範囲は早急に設置すべき。

【答弁】文化会館前バス停から北側教育センターへ20m、南側60m区間をできるだけ早く整備する。

新田ふれあい噴水公園にトイレを

【花井】新曽中央地域の公園には全くトイレがない。地域で親しまれている噴水公園にトイレを設置してほしいと要望がある。下水道も整備されたことから設置を求める。

【答弁】設置は難しい。