市外に通園、通学する子どもも給食費無償に 日本共産党戸田市議団 緊急要望書を市長に提出し懇談

 3月23日、日本共産党戸田市議団は、菅原文仁市長に緊急の要望書を提出し懇談をしました。

 戸田市は、2023年1月から3月まで、国からの地方創生臨時交付金を活用し、市内の幼稚園、保育園、小学校、中学校に通う子ども達を対象に給食費の無償化を実施していました。物価・原油高騰などによる負担が家計を直撃しているなか、多くの保護者から無償化に対する喜びの声や無償化継続を望む声が党市議団に届いています。一方、戸田市に在住し市外の幼稚園に子どもを通わせている保護者から「市外の幼稚園に通っているというだけで、給食費無償化の対象から外れているのはおかしい」との声が寄せられました。

 党市議団は、蕨市が市外の幼稚園、保育園、小中学校に通う子ども達も無償化の対象としていることを説明し、「子育て世帯の負担軽減」を目的としているなら、市内すべての子育て世代が負担軽減策を受けられるよう、戸田市の豊かな財政を生かして改めて制度設計をし、市外の幼稚園、保育園、小中学校に通う子ども達を対象とした給食費無償化実施のための補正予算を組むよう強く要望しましました。市長は「担当と検討する」と述べました。