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国保税の均等割値上げ中止せよ! 日本共産党戸田市議団 2年連続の値上げに反対

 

 日本共産党戸田市議団を代表し、本田哲市議は「国保税の均等割値上げは中止せよ」と、令和5年度戸田市国民健康保険特別会計予算に反対しましたが、共産党以外のすべての会派の議員が賛成をし、均等割の5900円が決定しました。反対討論の大要は以下の通りです。

 戸田市は、令和5年度、被保険者約2万4000人の国保税均等割を5900円値上げし、7000万円から8000万円の保険税収入を見込んでおり、令和4年度と令和5年度の2年連続で、均等割は1万1800円の値上げとなります。

 党市議団は、2021年12月議会において、2年連続で、国保税の均等割を1万1800円も値上げすることは、コロナ禍で苦しい生活を強いられている市民にさらなる負担を増やすことになる。一般会計からの繰り入れを堅持し、国保税の均等割値上げは行うべきでないと条例改正に反対しました。

 また、2022年12月議会の一般質問で、物価高騰が続く中、市民生活がさらに厳しくなっていることから、令和5年度の均等割値上げ中止を求めましたが、市長は「議会で承認され、引き上げが決定している」と答弁されました。

 国は「国庫負担を増やせ」との全国的な声にも応えようとせず、市民の命と健康を守るための「繰り入れ」を「赤字」と表現し、「赤字は解消せよ」と旗振りをしています。41年ぶりの歴史的な物価高騰という状況で、「繰り入れ」解消を計画どおり遂行することで良いのでしょうか。市民に一番身近な自治体として、物価高騰等で市民生活の厳しさが増している今だからこそ、市民の命とくらし守ることを優先し、令和5年度の国保税の均等割値上げは中止すべきです。