日本共産党戸田市議団「2024年度予算・市政運営への要望書」(重点項目)

1.円安、物価高騰対策を引き続き実施し、市民・事業者のくらしや営業を守ること。

①上下水道基本料金の減免を行うこと。

②運送事業者・タクシー業者等への燃料費支援を行うこと。

③プレミアム付商品券については、スマホ保有者に限定される電子商品券のみの実施を改善し、他自治体同様に紙の商品券も発行すること。希望者全員が購入できるよう予算を増額すること。さらに、TODAPay加盟店を増やすこと。

④敬老祝品(商品券)の1万円贈呈を継続すること。

2.小中学校の給食費を無償にすること。

3.こども医療費は通院費も高校卒業まで無料にすること。

4.マイナンバーカードについて

①マイナンバーカードの強要は行わないよう、国に申し入れること。

②2024年秋からの国民健康保険証との完全一体化は止めるよう国へ申し入れるとともに、保険証は、資格確認証ではなく、これまでと同様に申請なしでも発行すること。

5.花火大会の会場内全席指定有料席を見直し、誰もが自由に土手上で場所取りができる区域を復活させること。戸田橋東側の土手の草刈りを花火大会の時期に合わせて実施されよう、関係機関と調整すること。

6.高すぎる国民健康保険税のこれ以上の引き上げは行わないこと。法定外繰り入れを堅持し引き下げを図ること。

7.介護保険料を引き下げると共に、介護保険サービスが低下しないよう事業計画を立てること。また、地域包括支援センターの

質の向上のため体制を強化すること。

8.高齢難聴者に対する補聴器購入費助成制度を創設すること。

9.高齢者の外出支援として、タクシーへの補助を新たにつくること。

10埼京線のホームドア設置、遅延や痴漢対策の強化をJRに強く申し入れること。

11.地球温暖化対策強化のため、ゼロカーボンシティ宣言を行い、CO₂削減目標を早急に見直すこと。市が実践の先頭に立ち、

責任をもった取組を加速すること。市の実行計画を市民に周知し、意識向上につなげること。

12.災害対策を強化すること。

13.令和6年、川岸2丁目に完成予定の大型物流施設においては、子どもの通学路を中心に、市民の命と安全が守られるよう、市

としても、今後もしっかりと対応すること。

14.トコバスの充実を

①トコバスの両周り運行を実施すること。

②高齢者・障がい者のトコバス料金を無料にするとともに、小学生を半額にすること。

15.コロナ感染症の経験をふまえ、戸田市への保健所の再整備を県に要望すること。

16.受動喫煙について

①改正健康増進法を遵守し、望まない受動喫煙の防止を強化すること。

②特に人が多く集まるところ(駅、公園等)での、子どもや患者等への防止を強化すること。

17.市役所の障がい者雇用は、面談を通して各々の個性を活かし、長期に働き続けることが出来る環境を整えること。

18.児童虐待においては、本市でも引き続き早期発見に努め、他の相談窓口と情報を共有し、状況に応じて警察や児童相談所と連

携して、必要な支援を行うこと。

19.保育行政について

 ①1歳児の入所枠を広げることに対し、柔軟に対応を行うこと。

 ②専門的な国家資格を有する保育士の等級は、5級以上も設けること。

③公立保育園の保育士を計画的に採用し、臨時・複雑な時間パート、派遣保育士等、保育現場の不安定な雇用を見直すこと。

④民間保育園の保育士確保に特段の力を注ぐこと。

⑤幼稚園・保育園の副食費は市が負担すること。

20.学童保育事業について

①地域における待機児対策に引き続き努めること。

②公立学童保育室指導員の雇用条件を改善し、安定した指導員の確保と合わせ、指導員の集団研修を行い、統一した基本的保育

カリキュラムを作成して、保育内容を充実させること。

21.第7次行政改革大綱について

①受益者負担の見直しによる更なる公共料金値上げ、有料化は行わないこと。

②行革による市民サービス削減は行わないこと。

③公民館の利用料減免制度を復活させ、地域コミュニティを大切にすること。

④行財政運営に当たっては、コスト削減の前に、市民の生活、命と人権、文化を守ることを最優先すること。

⑤公共施設等総合管理計画・再編プランの見直しにおいては、施設利用者の声を十分に吸い上げたものにすること。公共施設の

長寿命化を徹底し、これ以上の廃止、統廃合は行わないこと。

 

22.収税・賦課行政について

①引き続き、延滞した税金の納付は本税を優先すること。

②経済的に支払いが困難な市民に対して、減免・猶予の制度を十分周知し、実施すること。

③納税相談は人権に配慮し、生活実態を無視した滞納整理はやめ、各課との連携を強め、個々のケースに応じた丁寧な納税相談を

行うこと。