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2013年6月議会 おかざき議員一般質問

おかざき議員「保育園の待機児ゼロ実現を」

答弁「認可保育園の整備を基本に進める」

 【質問】市長の記者会見で「待機児ゼロを目指す」との表明を歓迎する。待機児童34名とのことだが、233名ではないか。待機児童の内訳は。

【答弁】認可保育園の入所申し込みがあり入所できていない人数は233名だが、国の待機児童の定義により、家庭保育室入所者、育児休業中、求職活動中、特定の保育園しか希望しないものなどを除いた人数が34名である。国定義による人数だけでなく、認可保育園の入所希望者を考慮し、認可保育園の整備を中心とした対策を講じる。

【質問】233名のうち、0・1・2歳児が9割となる。180名定員が増えるといっても、不足ではないか。さらに追加の整備が必要では。

【答弁】潜在的な需要もある。27年度以降も計画的に複数の保育園を整備したい。

【質問】保育園整備を進めるために、民有地と保育園整備法人とのマッチング事業など、国の補助金を活用しては。

【答弁】本市の現状に合わせて、活用できるものはしていきたい。

【質問】保育士の確保や研修などの支援も求める。

答弁 国から示されたメニューを参考にし、検討する。

【質問】待機児童や低年齢児の受け皿となっている家庭保育室のさらなる保育料負担軽減や、保育士確保、自園調理級力など保育内容への支援をおこなうべきでは。

【答弁】家庭保育室は、平成27年度からの国の制度改正により、「地域型保育事業」となるので、これと併せて対応を検討していきたい。

【質問】施策の参考とするため、待機児童となった家庭へ個別で聞き取りを行ってはどうか。

【答弁】今年度策定する「子ども・子育て支援事業計画」のなかで保育園のニーズ調査を行う予定である。

 

聴覚障がい者福祉の充実を

 【質問】日本は聴覚障がい者の認定基準が厳しく、多くの中軽度難聴者が福祉の対象から外れている。市でできる福祉の充実を図るべきではないか。①市役所など公共施設窓口に「筆談できます」の表示を②建て替え予定の市民医療センターや上戸田福祉センターに、補聴器の性能を高める磁気誘導ループの設置を③図書館で字幕入りビデオの貸し出しを

【答弁】①安心して公共施設を利用でき、ほかの人にも意識啓発につながるので、実施を検討する②医療センターは工事が進み難しい。わかりやすい表示で対応する。上戸田福祉センターは、設備が高価なで利用頻度も低いので導入しない③現在日本語字幕付きDVDが100本あり、今後も字幕付き作品を選ぶよう努める。

【質問】補聴器の補助や、日常生活用具の支給対象拡大を。

【答弁】現状通りとしたい。

【質問】①災害時の避難所に手話通訳者の派遣②災害情報のFAX連絡③夜間でも見える高輝度蓄光シールを活用した意思表示カードを。

【答弁】①福祉避難所には配置できるよう努める②地震発生時にはエリアメールで携帯電話に文字情報で届く③今年から配布している聴覚障がい者用のバンダナの普及をまず周知したい。