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2013年9月議会 おかざき議員の一般質問

おかざき郁子議員「原発に頼らない電力、太陽光発電のさらなる普及を」

【質問】原発に依存せず、地球温暖化防止に大きく貢献する再生可能エネルギーに注目が高まっている。さらに普及するために、世田谷区が行っている太陽光パネルの一括発注によるコストダウン方式を導入してはどうか。埼玉県も昨年度モデル事業を実施している。

【答弁】埼玉県のモデル事業は大変良い制度であり、戸田市でもできる可能性があると考えている。商工会などの事業者団体にも声をかけたい。

【質問】普及に向け、目標値を設定すべきでは。

【市長】地球温暖化対策実行計画で年間13万トンの二酸化炭素排出を減らす目標である。その1割を住宅の太陽光発電で賄うとして40%の普及率目標を持った。民間と連携し、環境と経済を両立させるシステムを作りたい。

 

滞納した税金の支払いは本税優先で充当を

【質問】期ごとに分かれている市税について、滞納分を返済すると戸田市の場合、期ごとに本税、延滞金の順で充当するため、本税がなかなか減らず、延滞金が増える一方である。本税優先にすべきでは。

【答弁】延滞金は遅延損害金として納期内納付を促す意味があり、基本的にはこのままの対応でいきたい。窮迫している場合は個別に相談を受ける。

【質問】地方税法、国税通則法では「本税優先」の原則と、国税通則法の基本通達では、税目や期が複数口にわたる場合は、本人がどこに充当するかを指定できる規定があるが、承知しているか。

【答弁】地方税法の規定は本税優先と理解しているが、国税通則法基本通達については承知していなかったので確認する。

【質問】近隣市では本税優先の取り扱いが基本であり、戸田市でも早急に対応の見直しを求める。

 

市内公共交通の充実を

【質問】トコバスの両周り運行や、路線バスの運行ルート改善、シルバーパスの要望など公共交通に関する市民の要望は強いものがある。市とバス・タクシー事業者が連携して市民要望に応える枠組みを作るべきではないか。

【答弁】多種多様な要望があり、すべてに応えることは困難だが、交通弱者・移動困難者のための対策は必要と考えている。まず、埼京タクシー、国際興業、トコバスを運営する戸田市で、一堂に会して市民の要望を共有する意見交換の場を持ちたい。