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2013年9月議会 平成24年度介護保険料特別会計決算 反対討論

「介護保険料値上げに高齢者の負担感大きい」

平成24年度は介護保険料の改定が行われ、第4段階の保険料基準額が年額48400円から53200円へと、4800円に値上げされました。市として所得段階を増やして低所得者の保険料負担を軽減し、基金の取り崩しで、保険料値上げ幅の抑制に努めたが、それでも高齢者の介護保険料に対する負担感は非常に大きい。

多くの高齢者から、年金天引きされる額の高さや、介護保険料が高くて介護サービスの利用料が払えず、思うようなサービスが受けられない、などの声が多数寄せられている。平成24年度には後期高齢者医療保険料の値上げも重なり2重の負担増となった。

 戸田市は、国の調整交付金が本来介護給付費の5%が、平成24年度決算でも1・07%しか支給されず、その差額分は約1億6千万円となる。せめてこの分だけでも一般会計からの繰り入れを行い、高齢者の負担を軽減すべきだ。

 また、平成27年度からの第6期見直しにおいて、高齢者の負担は限界に達していることを考慮し、基準額の引き上げを行わなわないよう、また低所得者の負担軽減策をさらに講じるよう強く要望する。