日本共産党の要求も多数あり。菅原文仁新市長 所信表明おこなう。

 5月23日、戸田市本会議場において今年3月の戸田市長選挙で第4代市長となった菅原文仁新市長の所信表明が行われました。大勢の市民が傍聴に訪れその期待の大きさがうかがえました。

 菅原市長はまず「市民との対話の重視」「中立、公正、公平な態度でしがらみにとらわれずクリーンな政治の実現」「全力で市政につくすことの実戦」とする三つの基本姿勢を示し、各々の分野における具体的取り組みを表明しました。示された具体的取り組みの中においては、日本共産党戸田市議団がこれまで市政に要望してきたもののなかで、主立ったものとして、子どもの貧困対策、子ども医療費無償化の高校卒業までの拡大、幼児教育無償化の拡大、第三子以降の給食費の減免、地元企業の優先的発注の推進、ふるさと祭りの市役所での再開催、ワンストップ総合相談の窓口の設置、工賃水準の向上と優先調達、手話言語条例の制定、シルバーパスの発行、マンション支援対策、犬猫の不妊手術費用助成、町会と行政の役割分担の見直しなど積極的提案がされました。

しかし、日本共産党戸田市議団としては財政運営については考えが異なる部分もあり、改めて今後の総括質問、一般質問等で市長の考えを問いていきます。