花井市議団長 総括質問の通告おこなう
日本共産党戸田市議団長の花井伸子市議は、５月２３日の本会議で行われた菅原市長の所信表明に対する総括質問の通告を同月２９日に行いました。総括質問は、６月７日（木）午前１０時から本会場において６会派すべてが行う予定で、花井市議は４番目の質問者となっています。総括質問の内容は下記の通りです。
【花井市議の総括質問】
１．《はじめに》について
（１）これまでの市政のよい部分や伸ばすべきところは思い切って伸ばし、変えるべきところを大胆に変えるとあるが、これまでの市政のよい部分とは、どこを伸ばし、変えるべきところとは、またどのように変えるのか。
２．《基本姿勢》について
（２）「市民との対話の重視」「中立、公正、公平な態度で、しがらみにとらわれずクリーンな政治を実現」「全力で市政に尽くすことの実践」する三つの基本姿勢を具体的に市民に示す施策は。
３．《基本方針》について
（１）示された３項目の重点政策の具体的な取り組みの中においては、共産党市議団がこれまで市政に要望してきたものも多くある。子どもの貧困対策、こども医療費無償化の高校卒業までの拡大、幼児教育無償化の拡大、第３子以降の給食費の減免、地元企業の優先的発注の推進、ふるさと祭りの市役所での再開催、福祉ワンストップ総合相談窓口の設置、工賃水準の向上と優先調達の推進、手話言語条例の制定、シルバーパスの発行、マンション支援対策、犬猫の不妊手術費用助成、町会と行政の役割分担の見直しなど積極的提案がされているがどのように具体的に進めるのか。
①実施目標年度を定めて取り組むのか。今年度、来年度から実施できるものはあるか。
②具体的実施に向けての検討方法は。
③職員に研修や先進地視察の機会を十分に保障すべきでは。
（２）財政運営について。
①子どもにツケを回さない基本理念の徹底とは。「ツケ」とはなにか。戸田東小中学校の一体型の建てかえ、続く戸田第一小学校の建てかえは次代にツケを回さないために、ここで再検討すべきではないか。あわせて、公共施設再編プランの見直しを行うべきではないか。
②自治体財政の基本は「出るを量って入るを制す」が原則であり、市長が言う「量入制出」が原則である家計とは逆である。改めて見解を問う。
③歳入確保はよいが、既存の市民サービス削減一辺倒の行政改革による歳出抑制が、市民の負託に応えることなのか。市長の公共性についての考えは。