HOME > 議会報告 > 議案・質疑 > 2012年9月議会 おかざき郁子議員質疑

2012年9月議会 おかざき郁子議員質疑

平成23年度戸田市一般会計決算歳入歳出決算認定について

【質】平成23年度の財政力指数(単年度)と県内平均値及び順位は。
【答】戸田市は1・238で引き続き県内1位である。県平均は0・773。
※財政力指数とは、自治体の財政力の大きさを判断する国が決めた指標。1を超えると「富裕団体」と言われる。
【質】市税収入増の要因と、納税者一人あたりの納税額平均は前年と比べてどうか。また課税額では。
【答】増収の要因は、法人市民税とたばこ税の増によるもの。個人市民税の納税額平均は13万1137円で前年比マイナス1%、課税額では13万4977円でマイナス1・6%である。
【質】実施収支(黒字)が前年度にくらべて大幅増となった理由は。
【答】前年度は競艇のSG競走が東日本大震災で延期され、23年度に実施となったことにより前年より増となった。
【質】地方交付税が増加した理由は。
【答】財務部長 国の23年度第3次補正で、震災復興特別交付金が設置され、庁舎や学校などの修繕、放射性物質の除染費用などを請求し、100%認められたことによる。

民間保育所事業について

「賃貸物件による保育所整備事業」として、平成25年4月開所で66名定員の保育園が、新曽中北側、大字新曽1575番に設置されることが明らかにされました。運営は、下戸田で「太陽の子保育園」を経営する長谷川興産(株)です。

【質】株式会社による市内2カ所目の保育園だが、突然の撤退などないよう経営実態については確認しているか。
【答】中小企業診断協会に財務状態のチェックを委託したところ、ここ3年業績も伸びており、財務的に問題なしと判断した。
また、社会福祉施設の整備事業として、25年秋にきざわ保育園(喜沢2)が現行と同様の90名定員で移転・建替え予定と説明されました。
【質】法人の負担額は。また他の私立園の建替え予定は。
【答】法人負担は総額2億8400万円中1億229万円で、福祉医療機構から借り入れ予定と聞いている。他にも昭和50年代に建設された私立園があるが、現時点では報告できるものはない。
【質】今後、新曽地域を中心に3カ所の保育園が整備されるが、待機児のニーズとの関係で地域的な偏りはないか。
【答】平成16年から8園整備し、6園はJR駅周辺や通勤路に整備してきた。今後の新設は、西川口方面の中町・喜沢や、住宅が増えている北戸田から笹目北町付近、新曽南・氷川町が必要と考えている。