日本共産党第28回大会開かれる 「安倍政権倒し野党連合政権を」

 日本共産党第28回大会が、静岡県熱海市の伊豆学習会館で14日から18日まで5日間の日程で開かれました。世界情勢の発展に即し、16年ぶりの綱領一部改正、野党連合政権の実現と新しい政治への展望を切り開く政治任務と党建設の課題を練り上げ決定する特別の歴史的意義を持つ大会となりました。
 来賓として、立憲民主党の安住淳国対委員長、国民民主党の平野博文幹事長、社民党の吉川元幹事長、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一代表、参院会派「碧水会」の嘉田由紀子代表、ゲストの中村喜四郎衆院議員の6氏が登壇し、それぞれにあいさつ。立憲民主党の安住氏は「考え方や政策上見解の相違があるのは事実だが、互いの距離をさらに縮め、国会や選挙で一体感のある協力をしよう。そうすれば自然とその先に政権が見えてくる」とあいさつしました。志位和夫委員長は「国民が未来に『希望』を持てる新しい選択肢を示す野党が、それぞれの違いを大切にし相互にリスペクトを持って一致点で団結する。この二つの姿勢を堅持し、市民と野党の共闘を成功させ、野党連合政権をつくるために、とことん力をつくす」と決意を表明しました。
 大会には11カ国の大使、外交官が出席。大会2日目以降、戦争させない・9条こわすな!総がかり行動実行委員長の高田健共同代表、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合呼びかけ人の山口二郎法政大学教授、首都圏反原発連合のミサオ・レットウルフさんなど多数の来賓があいさつ。活発な討論が行われました。綱領の一部改正についての概要等について順次掲載します。