文教・建設常任委員会「空き家対策についての提言書」

 1月27日、文教・建設常任委員会は「空き家対策についての提言書」を担当部署に手渡しました。
今、全国で管理不全な空き家が大きな問題となっています。戸田市では、2018年5月に「戸田市空家等対策計画」を策定、2019年4月には、空き家バンク制度の運用を開始し、空き家への対策が進められています。委員会では、先進自治体を視察し先進事例を生かして実効性のある取り組みを進めるよう求めています。提言の内容は概ね次のようになっています。
1.「広報と相談体制について」わかりやすい広報やPRをさらに進める。空き家の相談から適正管理・利活用まで一貫して案内できるワンストップ相談窓口を設置。
2.「補助金の拡充について」解体費の補助、改修工事や除去工事の金額・要件の拡大、地域コミュニティにつながる住宅取得補助金の拡大。
3.「再建築不要物件について」再建築不可物件を活性化するため密集市街地再編のコーデネートを行う。
4.「連携体制について」町会・自治会による空き家調査の実施、意見交換、空き家になる前の対策、シルバー人材センター、民間やNPOなどの団体と密に連携、協力する体制の構築。

文教・建設常任委員会委員 つちやえみこ