戸田市 令和2年度予算(一般会計+特別会計) 821億9214万円 2年連続の増額予算
2月19日、令和2年度3月戸田市議会定例会が開会し、3月26日までの37日間行われる予定です。
戸田市の令和2年度一般会計予算は、前年度比43億5900万円増の597億7900万円。また、特別会計予算は、前年度比6億3009万2000円減の224億1314万8000円。一般会計及び特別会計の合計額は、前年度比約37億2800万円増の821億9214万円と2年連続の増額予算となっています。
一般会計予算では、戸田市文化会館改修工事17億8989万円。戸田東小・中学校改築等工事41億4844万円。市内幼稚園や認可外保育施設に通う園児に対する保育料支援を含む子育てのための施設等利用給付事業10億4063万円(新規計上)。令和3年1月実施予定の市議会議員選挙費9698万円などが計上されています。また、消費税率が引き上げられたことにより地方消費税交付金を3億円増とし28億円の歳入を見込んでいます。
国民健康保険特別会計は、国保から社会保険や後期高齢者医療制度へ移る方が増えていることによる保険給付費や国民健康保険事業納付金の大幅減を含め、前年度予算と比較し約10億3900万円減、心配されていた税率改正(値上げ)はありません。一方、新曽第一土地区画整理事業特別会計は約3億9266万円増。介護保険料特別会計も介護サービス給付費等の伸びにより約4億2082万円増となっています。
税収は、引き続き、個人市民税は人口増加等に伴い約1億2800万円増を。法人市民税は、地方法人税(※)の税率引き下げに伴い約3億8000万円減を見込んでいます。固定資産税の約1億5400万円増の見込み等と合わせて、市税全体では、約8500万円の減を見込んでいます。
※地方法人税とは・・・消費税引き上げにおける、地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図るため、法人住民税法人割の税率引下げに併せて、地方法人税(国税)の創設及び税率引き上げを行い、その税収全額を地方交付税の原資化とする。