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2020年度 菅原市長の施政方針 「増税による市民のくらし・生業の大変さ」どう受けとめているか

花井伸子議員

 2月19日、本会議場で行われた菅原市長の施政方針に対する総括質問が、3月3日、本会議場で行われます。日本共産党は、花井伸子市議団長が市議団を代表し総括質問を行う予定です。質問事項は、下記の通りです。

1.予算編成方針

(1)自主財源の根幹である市税の増収が見込めず、予断を許さない局面が続いていると述べられている。個人市民税、安定した固定資産税、都市計画税を合わせると、2020年度は3億500万円増の予算が計上されているが、法人市民税率の見直しにより3億8000万円の減収が見込まれ、市税全体では0.3%のマイナス予算となっている。他方で、新たな交付金として法人事業税交付金が2億6300万円、地方消費税交付金は3億円増の見込みであり、歳入全体としては安定的であるといえる。また、国民健康保険特別会計への一般会計からの繰出金は、前年比で1億2000万円減少し財源にゆとりができた。他方で、被保険者の負担は増大している。さらに、昨年10月からの消費税率10%への引き上げ、増税により市民の暮らしも生業もますます大変になっている。市長はどのように受け止めているか。

2.重点施策

(1)「未来への投資で元気をつくる」について
 ①保育園、学童保育の新設と現状、今後の見通しについて。
 ②市内事業所の基礎調査結果とその対策について。
(2)「安心のくらしを全力でまもる」について
 ①防災、浸水対策について。
(3)「人・自然・街を共感でつなぐ」について
 ①公園利用の実態アンケート調査結果と公園リニューアル計画の策定について。
 ②SDGsの視点や指標を取り入れた、第5次総合振興計画について。
 ③地域担当職員制度について。

3.8つの基本目標に沿った主な事業

(1)第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画について
(2)環境基本計画及び地球温暖化対策実行計画の改定について
(3)第7次行財政改革プランの策定について