「戸田競艇場内で働く方々の生活を守る取組みの強化を」 3市の日本共産党競艇議員が連名で要望書提出
現在、戸田競艇場は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため無観客レースを実施しています。そのため、警備や清掃を始め競艇場の運営に係わって働いている方々が自宅待機となっています。
このような状況のなか、警備員として働いている方から「無観客レースで仕事がなく、収入が途絶え生活が出来ない」との相談が日本共産党に寄せられました。戸田市と蕨市そして川口市から選出されている日本共産党の競艇議員(6人)は協議を行い、菅原文仁戸田競艇企業団企業長(戸田市長)宛の「戸田競艇場内で働く方々の生活を守るための要望書」を取りまとめ、5月15日、戸田競艇企業団に提出しました。
要望書では、警備や清掃などに従事する方々が、収入が途絶え厳しい生活を強いられている状況はきわめて重大な問題であることを指摘し、戸田競艇企業団が公的存在として、働く人たちの雇用と暮らしを守る責任を果たすことを強く求め、「現状を把握するとともに、警備・清掃を委託している各企業と協議・連携し、国・県・市などの様々な支援制度の周知・活用も含め、競艇運営に係る様々な業種で働く方々の暮らしを守るための対策を早急に行うこと」を要望しました。
対応した企業団職員は、「これまでも企業からの求めで、休業証明書などの発行もしているが、要望書の内容を真摯に受け止め今後もしっかりと対応していきたい。企業長にも伝える」と述べました。