HOME > てつ日記 > 蕨戸田衛生センター組合議会。

蕨戸田衛生センター組合議会。

蕨戸田衛生センター組合 「市民に対し説明責任果たせない」

EM活性化剤購入・培養委託の見直し

  14日に開かれた平成29年第1回蕨戸田衛生センター組合議会で、条例案件4件、平成28年度補正予算、平成29年度予算の予算案件2件が、総務常任委員会、業務常任委員会それぞれに付託され審議が行われました。

 業務常任委員会では、新年度予算で微生物消臭剤等培養委託料が計上されていないことへの質疑があり、「EM活性剤の購入・培養委託等は、EM活性液の消臭効果について科学的根拠を持たないまま10数年に渡り事業を実施してきたが、市民に対する説明責任が果たせないままでの使用継続について見直しをした」とし、「今後、消臭部門は、新たな消臭剤を使用し、EMとの比較・検証ができるような環境にもどしていきたい」との説明がありました。

 また、高齢者や障害者を雇用し花苗などを生産している、リサイクルフラワーセンターの運営委託料について質疑があり、「現在、運営を委託している(有)日本花の友から、次年度はリサイクルフラワーセンターの運営が継続できないとの意思が示されたため、現在、これまでの運営や雇用は継続していく形で運営事業者を公募し審査している。」との説明がありました。

 その他にも、粗大ごみ再生業務委託では、蕨市・戸田市両市のシルバー人材センターから、作業員(会員)の賃金増額や事務費を8%から10%への増額申請の要望を取り入れ、現状の運営状況を考慮し、現行1班4人体制から1班3人体制に変更したとの説明がありました。

 業務常任委員会では、付託されたすべての案件を意義なく可決しました。次回、23日に開かれる本会議において、委員会での審議内容が比企考司委員長(蕨選出議員)より報告され採決される予定です。

 

衛生センター組合議会議員・業務常任委員会副委員長  本田  哲