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市民のみなさんの声を議会に届どけ、要求実現をもとめました。-9月議会-

「市民生活に負担を増やさない予算編成を」

【本田】令和3年度の税収見込みは。

【答弁】新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う、経済活動の停滞などから、大幅な税数減が見込まれる。

【本田】「大幅な税収減が見込まれる」とのことだが、市民サービス削減に手をつける予算編成であってはならない。来年度の予算編成の考えは。

【答弁】市税収入の減少、新型コロナウイルス感染症の対応を踏まえ、職員の意識改革や予算編成の手法の見直しに取り組み、財源確保に向け事業の精査を進める。

【本田】財務部は、一般会計と特別会計の経常経費の見直し(削減)を各部局に求めている。経常経費には市民サービスを実施するための予算が多々ある。市民サービス削減も止むなしと考えているのか。

【答弁】財源確保として、現時点では、市民サービスを含め、すべての既存事業を対象としている。

【本田】大幅な税収減が見込まれる時のために積み立てているのが、財政調整基金である。必要な額を取り崩し、市民生活に負担を増やさない予算編成とするよう全庁あげて取り組むことを要望する。

「公共施設の新型コロナウイルス対策と使用料の減免を」

【本田】貸室使用後、椅子やテーブルなどの備品の消毒を施設職員が実施する施設と、使用した市民が行う施設がある。感染症対策に責任を持つ意味でも、施設職員が行うよう統一すべきではないか。

【答弁】各施設の目的や貸室等の状況、利用主体などが異なるため、統一して職員が消毒を行うことは難しい。引き続き、利用者にも協力いただきながら、感染症対策に取り組んでいく。

【本田】カラオケでの利用の際、利用者がマイク専用の消毒液を持参しないとならない施設がある。感染拡大を防ぐ観点からも施設側が用意すべきではないか。

【答弁】各施設で統一的な対応となるよう購入について検討する。

【本田】市にも交付されている、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」は施設の使用料の減免にも活用できる。交付金を使い使用料の減免をすべきではないか。

【答弁】「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の使途は既に決定している。更なる追加交付があった場合には、その時の状況に合わせた、支援策の実施を検討する。

≪浸水対策の強化について≫

 昨年の台風19号により、川岸3丁目、本町5丁目、南町などを含め市内で浸水被害を受けた地域に対し、昨年、市議団で浸水対策強化を求める要望書を提出し、早期の対策を講じるよう求めていました。

 そして、台風発生時期前の今年6月、浸水した地域に雨水桝の設置工事が行われました。

 その経過も踏まえ、更なる浸水対策強化として、戸田中通りに「雨水貯留管」の設置を求めました。市は、「適切な手法による浸水対策かどうかを調査・研究する」と答弁しました。