交通指導員を新たに配置。
市民アンケートで寄せられた市民要求が実現
交通量の多い危険な交差点に「交通指導員」を緊急配置
日本共産党市議団が取り組んだ市民アンケートに、交通量が多い危険な交差点に交通指導員の配置を求める書き込みがありました。場所は、本町5丁目交差点です。(写真参照)この場所は、2005年12月19日に、市内小学校児童が集団登校中にトラックに跳ねられ死傷するという痛ましい事故が起きた交差点です。この事故後、歩行者用信号機の設置、通学路の見直し、路面表示、停止線のセットバック等の改善が行われましたが、交通指導員は配置されませんでした。
事故後の対応として、事故前から配置している、本町5丁目交差点の南側にある、戸田橋親水公園交差点で子ども達を誘導している交通指導員が、この交差点で全ての子ども達を渡らせてから本町5丁目交差点に移動し、子ども達を渡らせるという、1人で2ヶ所の交差点を受け持つという形が取られていました。
【市民アンケートの声】
市民アンケートでは、「1人の指導員さんが、一つ目の信号(戸田橋親水公園交差点)で、全部の班が通り終わり、二つ目の信号(本町5丁目交差点)に移動しているが、子ども達が二つ目の信号を渡る時には間に合わない。一刻も早く、2人の交通指導員の配置をお願いします」と書かれていました。
【現地確認】
私は、直ぐに現地の状況を確認しました。市民アンケートに書かれているとおり、戸田橋親水公園交差点で、全ての子ども達を渡らせていると、先に渡った子ども達が、交通指導員がいない本町5丁目交差点を、子ども達だけで渡るという状況でした。
【緊急申し入れ】
私とおかざき市議は、市教育委員会の担当課に申し入れをし、交通量の多い幹線道路の交差点2ヵ所を、1人の交通指導員が受け持つというのは物理的にも無理があり、子ども達の安全が確保されていないこと。また、ここは過去に死傷事故が起きた交差点であり、他の交差点と違い細心の注意を払うことが必要と、早急に交通指導員を配置することを求めました。対応した担当課長からは、学校からも交通指導員配置の要望が出ていること。また、自ら、本町5丁目交差点に行き、危険な交差点であるとの認識を持っているとし、「検討していきたい」と応えました。
【交通指導員が新たに配置される】
そして、今月22日から、本町5丁目交差点に交通指導員が配置されることになりました。これで、戸田橋親水公園交差点と本町交差点の両方に、交通指導員が配置されることになります。