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「子どもの居場所づくりについての提言書」を提出 健康福祉常任委員会

  戸田市議会の健康福祉常任委員会は、2022年度の委員会の年間活動テーマを「SDGsの理念を生かした新しい生活について」と定め、特に子供の貧困対策を重視し、大阪府泉佐野市、兵庫県神戸市、神奈川県小田原市の「子どもの居場所づくり事業」を行政視察してきました。また、市内で子どもの居場所を運営している3団体から現状や課題、運営上悩んでいることや問題の解決方法などについての懇談も行いました。

 提言書の主な内容は、視察した先進市の取り組みを参考に、①子育てコーディネーターを配置し、継続的に支援ができる体制を構築すること。②「子どもの居場所づくり事業補助金」を創設し、資金面からも支援をすること。③庁内検討会を立ち上げ、部局間(子育て、教育、福祉など)で連携し、積極的に支援をおこなうこと。④庁内検討会を立ち上げて、支援が必要な人へ的確な情報提供を積極的におこなうこと。⑤子育てコーディネーターが仲介役となり、町会会館・自治会館を活動場所として利用できるような仕組みづくりを進めること等を取りまとめ、「子どもの居場所づくりについての提言書」として、2023年1月26日、市担当部に手渡しました。

 最後に竹内委員長から各委員に発言が求められ、私は「子どもの居場所を運営している団体から活動場所を探すのに苦慮していると聞いている。戸田市は様々な企業と包括協定を結び、子どもの見守りを協定書に盛り込んでいる企業もある。このような企業から活動場所を提供してもらえないかどうか協議をしてほしい。事業補助金が創設されたら貸室の使用料にも使えるものにしてもらいたい」と要望しました。