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スケアードストレイト教育。

CIMG481317日、戸田中学校でスケアードストレイト教育(※)が行われ、その実施状況を視察しました。戸田市は、人口1万人あたりの自転車事故率が2010年、2011年と2年連続で県内ワーストワンであったため、埼玉県から「自転車安全利用重点推進市」の指定を受け、今年度、様々な自転車安全利用対策を実施します。その一つとして、市内の全中学校6校と高等学校2校のすべての生徒を対象に交通安全教育を実施しています。

 スケアードストレイト教育で、見通しの悪い交差点での自動車と自転車の接触事故や自転車と歩行者、自転車と自転車等の様々な接触事故をスタントマンが再現。そのたびに、生徒達は事故の衝撃に圧倒され「あー」、「すごい」等の悲鳴に近い声を上げていました。  夏休みを前に、全生徒を対象にしたスケアードストレイト教育は、大変、意義のある授業だと感じました。夏休みになると、生徒達も自転車を利用する機会が増えていきます。その時に、生徒自身が自転車利用での交通ルールを守り、事故の加害者や被害者にもならないように心掛けるきっかけをつくる授業は継続して行なっていくことが必要です。また、私たち大人も、しっかりと自転車利用での交通ルールを守ることが重要とも改めて認識させられました。 

※スケアードストレイト教育・・・スタントマンを活用して自転車事故を再現させ自転車事故の恐さを実感させ、交通ルールの大切さを学ばせる。