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荒川水循環センターの放射能汚染された汚泥焼却灰の処理。

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 2日、戸田市3月定例市議会の望月久晴市議団長(日本共産党)の総括質問で、荒川水循環センターの放射能汚染された汚泥焼却灰が、県外の民間産廃処分場で埋め立て処理が行われていることが明らかになりました。

 望月団長の「放射能汚染された汚泥焼却灰の早期処分を」との質問に対し、新聞報道として、神保市長が答弁しました。

 2日の東京新聞の記事では、県外の複数の民間産業処分場と契約し、地元自治体の了解も得て、5000から6000ベクレル以下に限り、2月21日から搬出しているとのことです。 

 私たちも、昨年8月に県の下水道局に対し、「放射能汚染された汚泥焼却灰の最終処分場を早急に決定し、施設内から撤去すること」等を求め申し入れを行ってきました。  放射能汚染された汚泥焼却灰が施設から撤去されることは、前進したと感じますが、「場所を公表すると、いたずらに住民の不安を招いてしまう」とする県下水道局の言葉が掲載されていました。民間産廃処分場周辺の住民への説明は、やはり行われていないのか、また、どのような状況で埋め立てをしているのかなどを考えると、素直に喜べない面もあります。やはり、国が、しっかりとした方針を示していくのが必要と考えます。

(写真は、昨年の8月6日に荒川水循環センターを視察にいった時のものです)