HOME > てつ日記 > 9月定例市議会 一般質問その2。

9月定例市議会 一般質問その2。

 本田拡大

9月9日、9月定例市議会で一般質問を行いました。今議会では、「市内の注意喚起看板の保守点検」「子ども、若者のひきこもり等の対応強化」「青少年の広場のフットサルゴール設置」の3点について質問を行いました。

 

■質問1.市内の注意喚起看板の保守点検

市内には、「こども飛び出し注意」「横断者注意」「スピード落とせ」等の交通安全対策の注意喚起看板や、「不法投棄禁止」などの環境衛生に関わる看板など様々な看板が設置されています。

設置されている看板の中には、年数が経ち色あせているものや破損しているものなどがあり、注意喚起看板としての役割を果たしていない物があります。そこで、文字が色あせて見えなくなっている看板や、破損している看板などの交換、ガードレールと重なって文字が見えない看板に対して文字がしっかりと見えるように対策を講じることなどを求めました。

 

●一般質問の大要

【本田】市内に設置されている注意喚起看板の中に、破損しているもの、色あせて文字が見えなくなっているもの等がある。しっかりと保守点検を行い、交換等をすべきではないか。

【市民生活部長】破損看板等の対応は、情報提供により現地確認を行い、随時、修繕、交換、撤去を行っていく。

【本田】ガードレールと重なって文字が見えない看板は、文字がしっかりと見えるようにすべきではないか。

【市民生活部長】ガードレールと重なって文字が見えない看板は、ガードレールより上の位置で見えるように電柱幕などの方法で工夫し注意喚起を行う。

 CIMG5426CIMG5423CIMG5432

■質問2.子ども、若者のひきこもり等の対応強化

今回、子ども、若者に対するひきこもり等の対応強化を取り上げたのは、引きこもり状態になっている青年の相談を受けたことがきっかけになっています。その方には、福祉保健センターで実施している「こころの健康相談」を紹介しましたが、自分の身近で、引きこもりなっている青年、そのことで悩まれているご家族がいらっしゃると知ったとき、行政がもっと力になれないかと考えていました。

そんな中、議会改革特別委員会で行政視察に行った大阪府枚方市で、「枚方市子ども・若者育成計画~ひきこもり等の子ども・若者の自立に向けて~」を策定し、取り組みを始めていること知りました。後日、この計画の冊子を送っていただきました。

枚方市での取り組みの特徴は、義務教育終了から30歳までのひきこもりや若年無職者(ニート)を支援するとしていること。そして、市役所内に臨床心理士や保険師を配置した「ひきこもり等子ども・若者相談支援センター」を開設していることです。枚方市は、「これからの社会を支え、担っていく貴重な人材として若者を育てていく」とし、全庁あげて取り組んでいます。

戸田市では、子育て支援、義務教育期間での支援、高齢者福祉などの支援窓口はありますが、高校卒業以降の若者を支援、サポートする窓口や施策は、まだまだ充実しているとはいえません。

そこで、戸田市でも、枚方市の取り組みを学び、それぞれの担当課が協力し、ひきこもり、ニート、不登校などの子ども・若者を早期に発見し、相談から自立にいたるまで一貫して支援する仕組みを構築することを求めました。

 

●一般質問の大要

【本田】大阪府枚方市は、ひきこもり、ニート、不登校などの子どもや若者を早期に発見し、相談から自立まで一貫して支援する取り組みを行っている。戸田市でも、子どもや若者のひきこもり等への対応を一貫して取り組める計画を策定し、実施していくべきではないか。

【こども青少年部長】ひきこもり等への対応は、行政、家庭、地域、学校等が連携し、早期発見から自立に向けた多様な支援を総合的に行うことが必要。今後、総合的な支援が出来るよう研究していきたい。

 

■質問3.青少年の広場へのフットサルゴール設置について

この質問は、8月24日に市民の方から、「サッカーゴールが壊れて、1ヶ月経っている。早く直してもらいたい」との相談があり、使用禁止になっていたフットサルゴールの撤去などを求めていました。その後、9月5日に壊れたゴールは撤去されました。

しかし、広場利用者が望んでいるのは、壊れたゴールを新しいゴールに交換してもらうことです。広場を見に行った時に遊んでいた子供たちからも、「このゴールずっと壊れているよ。早くゴールに変えてほしい」との要望を受けました。そこで、1日も早く、新しいゴールを設置し、元の状態に戻すことを求めました。

 

●一般質問の大要

【議員】破損したフットサルゴールが撤去されが、広場利用者は、新しいゴールの設置を望んでいる。一日も早く、新しいゴールを設置すべきではないか。

【こども青少年部長】ゴールポストの設置は、広場の利用ルールやマナーを利用者に周知を図りながら、なるべく早い時期に設置したい。

青少年の広場ゴール横置き

※このゴールは、すでに撤去されています。また、菖蒲川側のフットサルゴールも破損し、現在、使用できなくなっています。