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「派遣のあり方に問題あり」

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 9日の本会議において、2015年度(平成27年度)の戸田市議会友好都市(中国・開封市)訪問団の派遣承認が行われました。日本共産党戸田市議団の望月久晴市議団長が会派を代表し派遣承認について反対討論を行いました。

 望月議員は、議員の海外派遣については、予算の段階で、目的、行先が決まっていないため予算執行にも反対したことを述べ、7月13日の議会運営委員会において、志政クラブ3名、平成会1名、公明党1名の計5名の派遣者が決定したが、この時点においても目的、行き場所が決まっておらず、その後、派遣者だけで、数回の会議をもって、目的、行先、期間が決められていることを指摘、「議会の代表として、議員を海外まで派遣するのであれば、議会として派遣の必要性、目的、派遣先をまず論議して決定すべき。そして予算を計上し、目的を効果的に達成できる人選を行って実行すべき、派遣議員を先に決め、後から、目的、派遣先を決めるというやり方は、本末転倒であり改めるべき」と述べ、「今回の派遣は3泊4日であるが、具体的な行程がいまだ発表されていない。目的に合った行程が組まれているのか、現時点では確認できない状況である。よって、開封市への議員派遣には反対する」との討論を行いました。

 志政クラブ、平成会、公明党が賛成討論を、戸田の会が反対討論を行い、起立採決の結果、賛成16人、反対6人、退席1人の賛成多数で議員の海外派遣は承認されました。(三浦議員は、議長のため採決には加わっていません)

※写真は、本会議場で討論後に起立採決を行っている時の写真です。起立をしている議員が派遣承認に賛成していて、私達は、反対をしたので自席で座ったままでいる状況の写真です。民主戸田用に私が記事を書いたので、アップしました。