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「選択的夫婦別姓制度の法制化を国に求める請願」継続審査に

 6月15日、新日本婦人の会戸田支部から提出された「選択的夫婦別姓制度の法制化を国に求める請願」が市民生活常任委員会で審議されました。

 私は、請願の紹介議員となっているため請願内容と趣旨説明を行い、平成9年12月議会において、選択的夫婦別姓をもりこむなど男女共同参画社会の実現にむけた「民法改正の早期実現を求める意見書」が全会一致で採択されていることも紹介し請願の採択を求めました。また、副委員長から要旨の「早急に法制化を」の部分に対し「検討する・・議論を深める」など柔らかい表現にできるかとの質問に、「請願者が傍聴に来ているので発言の機会を与えていただき意見を聞いてみてほしい」と要望しました。

 同委員会には、当会派の議員がいないため請願審議の詳細は分かりませんが、傍聴された同支部の方にお伺いすると、副委員長から再度、請願者に話を聞くことで意見書をあげるための文言等の調整もできるのではとの発言があったが、委員長が頑として受け入れず、請願者としての発言の機会は与えられなかったとのこと。また、「個人的には賛成」と賛成の意思を表明する議員もいたが、「会派のなかで賛否が一致していない」などの発言もあり、結果、継続審議となったとのことです。

 同支部は、現在、夫婦同姓を強制している国は日本以外にはなく、国連や国際機関が日本政府に対し、民法の差別的規定の廃止を繰り返し勧告していることを踏まえ、選択的夫婦別姓制度の法制化を何としても実現したいと、今回、各会派に資料を送付し、紹介議員になってもらいたいと各会派を回ったとのことです。同支部は、引き続き、次の議会での採択に向け取り組んでいくとのことです。党市議団も採択に向け全力を尽くします。