2014年度予算要望書提出。
10月24日、日本共産党戸田市議団は、戸田市の2014年度予算に、市民の声がしっかりと生かされるよう、神保国男市長に、「2014年度戸田市政に対する予算要望書」を提出しました。
神保市長との懇談にあたり、望月久晴市議団長は、小麦をはじめとする輸入品、石油製品、電気・ガスの値上げ、労働者の給与引き下げ、年金削減などにより、市民の生活が一層厳しくなっていること、そして、来年4月から消費税が8%に引き上げられようとしていることにふれ、市民の命とくらしを守るためにも、公共料金の値上げ・有料化を中止することを求めました。また、収税行政において、市税等における滞納分の支払いは、本税優先に充当することを強く求めました。また、介護保険料の負担感が強いことを紹介し、一定の基準を設け一般会計からの繰り入れをおこなって保険料の引き下げを求めたのに対し、神保市長は、「負担感が大きいことは理解している」と述べるのに留まりました。また、新曽地区における水害対策の強化を求めたのに対して、神保市長は、「水害対策は、早く進めるよう指示をしている」と述べました。
予算要望書は、公共料金値上げ・有料化の中止(こどもの国の施設使用料、学童保育料、上下水道料金など)、国民健康保険税や介護保険料の引き下げなどの14分野24項目の重点項目、安心できる医療・保健の充実、子育て支援の充実、高齢者・障がい者福祉の充実、安全で住みよいまちづくり、行財政運営などの15分野222項目について取りまとめています。
日本共産党戸田市議団は、予算要望書でまとめた項目の実現はもとより、引き続き、市民の命とくらしを守る市政実現に向け、市民のみなさんとともに取り組んでいきます。